株式会社アルナ aluna

社長ブログ
社長ブログ

代表取締役社長の雪山が、社内や地元での出来事やイベントを掲載しています。従業員の普段の姿も紹介して行きます。

猛暑のリスク

8月は危険な暑さが続いていました。地球温暖化の影響かな?と漠然と感じていますが、専門家の中には、この暑さを様々な切り口から問題定義しています。

「北極圏の氷が融けて海面が上昇する」「カリフォルニア州の熱波により乾燥が続く中に雷が落ちる事で発生する大規模火災」は一般にも知れ渡っていますが、それ以外にも「1970年以前は重症のデング熱の流行は9か国に留まっていたのが、現在は100か国以上に広がっている」「暑すぎて外で働けなくなる『熱ストレス』が農業、建設業、運輸業などを中止に広がり、世界の経済損失は約250兆円になる」などの試算も出ている様です。

新型コロナウィルスの話題が毎日ニュースで報道されていますが、新型ウィルスよりも猛暑リスクの方が被害が大きく、長期的な問題です。実際、弊社の工場がある鹿児島県や九州も毎年の様に「〇年に一度」の自然の猛威に振るわれています。会社を経営するにあたっても、今までの様な売上・利益だけでなく、自然リスクとどう向き合って行くかを考えていかないといけない時代です。どのような環境であろうとも、300年続く企業となる為、考え・知恵を出し・第三者のアドバイスを聞き、成果に結びつけて行きます。

事務所移転

8月末か9月上旬、弊社は本社事務所を移転します。
現在の事務所から車で約10分の東川口駅前に新しく建つビルの4階です。
まだ具体的な移転日は決まっていませんが、近日中に発表出来る見込みです。

夏休みの期間も内装工事作業は進んでおります。
大部分はプロの業者さんに行って頂きますが、弊社従業員も床や壁の塗装を手伝いました。
ごく一部ではありますが、汗をかき自分達の手で作り上げる事で、新事務所への愛着がより一層わくと思います。

↓ 皆で塗装を行った床と受付カウンター
↓ 皆で塗装を行った棚什器と、事務所から見える風景
↓ 出入口から見るショールームと事務所へつながる廊下

コロナ禍での移転には、悩む所もありました。
しかし、不況である今だからこそ、新たなチャレンジをする事で前向きな気持ちになれます。
新事務所にはショールームを設置し、弊社の製品をゆっくりとご覧頂ける環境を整えます。
最寄り駅から徒歩1分の場所になり、交通の便もだいぶ改善されます。
コロナが収まった際には、是非弊社新事務所およびショールームへお越しください。

一方、コロナの終息まで時間がかかると思われます。
遠方の方々や、訪問したいけれども出来ないお客様の為に、
リモートでショールームを案内出来る環境も整えます。

皆さん、是非新事務所およびショールームの完成を楽しみにお待ちください!

戦争の記憶

今年は新型コロナウイルスのニュースばかりで、広島や長崎に原爆が投下された事の報道が少ない気がします。

私が子供のころは、原爆記念日や終戦記念日の前後にはテレビで多くの特集がありました。決して見て楽しい特集ではないですが、戦争の悲惨さを感じるには十分なものでした。毎年夏、このような戦争に関する特集が組まれる事で、人々に戦争の無意味さを刷り込ませることが出来るのだと思います。

爆弾以外でも、原子力は発電の為に使われています。弊社の額縁製造工場がある鹿児島県薩摩川内市にも九州電力の川内原発があります。過去の戦争体験から、現在の電気供給、そして未来の生活スタイルまで、本来であれば、今の時期は色々と考えを巡らせ、議論する時間を作れるはずでした。

おじいちゃんおばあちゃん世代から孫の世代へ、このような話をする機会が減る事は、大きな資産を失うことになると思います。

また過ちを繰り返さない為にも、早くコロナが終息し、様々な経験を未来を担う若者に伝達できる環境が整って欲しいです。

請求書 デジタル化へ

先日の日本経済新聞で「請求書 デジタル化へ」の記事が掲載されていました。政府がソフトウェア企業など50社とデジタル化へ統一の基準作りに動き始めたとの事です。

 弊社経理部門も、毎月月末になると請求書の送付に多くの時間を割いています。印刷・ハンコの捺印・封入・チェックと多くの仕事をこなしています。弊社のような中小の額縁製造企業でも毎月数百枚の請求書を郵送しています。このコストを削減できるのであれば、こんなにうれしい事はありません。経理を担当している従業員は女性が多く、彼女たちが空いた時間で他のクリエイティブな仕事を出来るのであれば、弊社の仕事は効率だけでなく、製品価値も上がると思います。

 これからのWithコロナの時代、機械が出来るところは次々と任せていかないと、日本は世界から遅れるばかり。必要な法改正は速やかに行い、国全体でコロナに打ち勝つ環境を整えて欲しいです。

東京オリンピック

本来であれば、今は東京オリンピック真っ最中で「日本は昨日金メダルを〇個獲得」「〇〇選手が世界新記録」など明るい話題で持ち切りのはずが、「コロナウイルス感染者、東京都ではXX人」など正反対の暗い話題がニュースになる日々が続いています。

弊社も「聖火ランナーで走った人がトーチを額装するのでは?」「この競技のボールを額装するには、どういう方法が適切か?」など、様々なスポーツの額装品を手がけるイメージや準備をしてきました。

コロナと付き合うのは長丁場になると、頭では分かっていても、実際長い時間付き合うと、なかなか厄介です。とにかく、空元気でも今はとにかく明るく努め、出来る事を着実に行っていきます。

8月にはアルミ額で新色が発売されます。明るい色合いなので、皆さんの心を前向きにする製品です。
ご期待ください!

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