株式会社アルナ aluna

社長ブログ
社長ブログ

代表取締役社長の雪山が、社内や地元での出来事やイベントを掲載しています。従業員の普段の姿も紹介して行きます。

田舎に暮らす

コロナの影響で在宅勤務が今まで以上に浸透したお陰で、田舎へ移住するあるいは引っ越しを検討している人が増えているとニュースで紹介されていました。

「田舎へ移住」と言えば、何を隠そう弊社工場がある鹿児島県薩摩川内市は、過去「住みたい田舎ランキング」で3位に輝いた実績があります。田舎暮らしの実現に重要なポイントとなる「自然環境」「移住者支援制度の充実度」「子育てのしやすさ」「医療介護体制の充実度」などの項目を元に宝島社が調査した結果の様です。

本社の社員やお取引先様が弊社工場を初めて訪問すると、皆さん「自然豊かですね」とおっしゃいます。確かに、首都圏に住んでいる環境とはかなり違います。良く沖縄に行くと「時間の流れが違う」という話を聞きます。沖縄まではいかないまでも、鹿児島の時間の流れも、首都圏とくらべるとゆっくりしています。
ただ、弊社額縁工場内は常に納期との闘いのため、街中の時間の流れとは異なります。(もし工場内の時間の流れがゆっくりだと、大変な事になります!)

もし、田舎への移住をお考えの方がいらっしゃったら、是非薩摩川内市をご検討ください。
お勧めですよ! 働く場所も紹介出来ますよ!

コロナ禍の今だからこそ、心に響く相田みつをの詩

6月20日(土)日本テレビ系例で放映された「世界一受けたい授業」で相田みつをさんの詩が紹介されました。この番組では、過去何度も相田みつをさんの詩が紹介されているのですが、その度に高視聴率を出しているそうです。

コロナ禍で、世界の多くの国で自国ファーストの行動が見られ、心が不安定になっている人も多くなっています。このような時だからこそ、相田みつをさんの詩が多くの方の心に響いています。弊社も長年、相田みつを美術館さんのお仕事をさせていただていますが、何度訪問しても心が洗われる気持ちになる不思議な美術館です。

今回相田一人館長がリモートで出演していましたが、その背景に飾れていた作品の中に、弊社で額装した作品がありました。
相田館長の右側に飾られている、アルミ額「にんげんだもの」です。


自社の製品がテレビに映ると、うれしくなります。
しかも中に飾られている作品が相田みつをさんの作品となればなおさらです。

相田みつをさんの作品と比べれば、弊社の額装レベルはまだまだです。
1日も早く作品に見合ったレベルに達するよう、努力を継続しなければいけません。


京都と滋賀 書初めの違い

ネットニュースを見ていて、面白い記事を見つけました。

隣の県でありながら、京都と滋賀では書初め展の入賞作品の基準が大きく違います。
京都は正しさ・美しさ・バランスの良さ、と文部科学省の学習指導要領に沿った、まさしくお手本となる作品が並んでいます。

京都府の書初め入賞作品 ↓
一方滋賀は、個性的な作品が並んでいます。
滋賀県の書初め入賞作品 ↓
記事を読み進めると、滋賀県では「書道を教えるのではなく、書道で教える」教育をしているとの事。
「子どもたちの感性をさらに豊かにする」書教育を目指しているそうです。
例えば、平仮名の「い」を描く際、普通は左側の下部を下から右上にハネますが、滋賀県の書教育では「い」は左側の線にハネがなく、膨らみも抑えた形のようです。担当教諭によると「低学年の子がハネをすると、過剰に曲げてしまう例がよくある。直線的ですっきりした形を教えているのは、誰でも上手に書けるよう文字の骨格をしっかり学んでもらうため。ハネや膨らみのある形は成長とともに自然と書けるようになる」との事です。

今でこそ、個性に合わせた教育が浸透していますが、約70年前からこの指導を継続しているとは驚きです。しかも隣の京都が格式張った書教育の為、非常に興味を引かれました。

京都、滋賀どちらが良いという優越をつけるのではなく、様々な教育方法があり、それぞれ良さがある。そして信念をもって継続する事で初めて成果につながるのだと思いました。

ブログ イメージ写真

既にお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、営業ブログと工場ブログのイメージ写真を更新しました。

今までは営業ブログは展示会の写真、工場ブログは工場の外観の写真を使っていましたが、更新後は営業ブログは佐竹、工場ブログは岩﨑と、書いている本人の写真を掲載しています。

弊社カタログ用写真の撮影を依頼している、プロカメラマンの阿部良寛氏が両名のポートレートを撮影してくれました。

プロのカメラマンに自身の写真を撮影してもらう機会はそうないので、2人とも緊張しながらも、しっかりとモデル気分を味わったと思います。

皆さん、今後も佐竹・岩﨑のブログを楽しみしていてください。


必要な変化と継続

今日から6月がスタート。なんだかんだ言って、新型コロナウイルスと約半年一緒の生活をしています。
生活や仕事の環境が変わる真っ只中にいて、その変化を体験でき、後世に語り継げる機会がある事は、ある意味幸せなのかもしれません。ダーウィンの「強い者が生き残るのではない。変化出来る者が生き残るのだ」という言葉も有名です。

300年企業を目標としている弊社も、様々な変化を実行するチャンスを活かして、前向きに取り組んでいます。

変化がある一方、変えてはいけない物もあります。約2年前、弊社鹿児島工場はテレビの取材を受けました。熊本地震で被害があった熊本県益城町の小学生を工場へ招いて、額縁が出来上がるまでの工程を見学してもらいました。TV番組では彼らがレポーターとなって、製造工程を説明する場面もありました。


地域や教育への貢献は今後もなくなる事はありません。税金を納め地元の経済を回し、将来への種まきをする。これらは会社が永続する限り絶対なくなりません。厳しい時代、出来る事に限りはあるかもしれませんが、止める事なく身の丈に合った活動を続けて行きたいと思います。

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