株式会社アルナ aluna

社長ブログ
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代表取締役社長の雪山が、社内や地元での出来事やイベントを掲載しています。従業員の普段の姿も紹介して行きます。

珪藻土の額装

皆さん「アート」「額装」など額縁の中に入れる作品をイメージする際、何が思い浮かびますか?
『油絵』『水彩画』『写真』などが一般的だと思います。

アルナの額縁では『ユニフォーム』『ボール』など立体的な額装作品も多く手掛けています。
今回、『珪藻土』を用いたアート作品の展開を始めた企業があります。
『珪藻土』は速乾性があるため、お風呂の脱衣所に敷くバスマットで最近よく見かけます。
その『珪藻土』に住みを塗り、アート作品に仕上げています。

天然素材のため、1品1品凹凸や線の出方が異なります。
そこにアーチストが1筆1筆墨を塗っていく。世界にただ一つの作品が仕上がります。

今回アルナのT25という額縁を使って頂きました。
https://aluna.co.jp/products/t25/
細身で作品を邪魔せず上手に引き立たせることが出来る製品です。

今回難しかったのは、あえて珪藻土の厚みと額縁の厚みを面一に揃える事、
そして珪藻土と額縁の内側に1mm程度の隙間を作ること。
アーチストの方のmm単位までこだわる作品に対する思いに応えるため、
アルナの工場スタッフも一生懸命取り組みました。

おかげさまで、クライアントの方にも喜んで頂き、展示会も盛況だったようです。
珪藻土作品の詳細は、こちらのURLをご参照ください。
https://tuzuki.co.jp/works/work2/a-rtok_intro/

いらない紙には、可能性が無限大

雑誌やパンフレット、カタログ、チラシ等は、いらなくなると捨ててしまうもの。でも、よくよく見ると、綺麗な写真がたくさん!このページの数々を、まるごと捨ててしまうのは勿体無い。

それらをアートや切り絵関連商品に生まれ変わらせるプロジェクト「KIRIEBIJOU GDCs (Gradetion Collections)」に、今回アルナが初参加します。

使わなくなったカタログを「KIRIEBIJOU」へ提供し、金箔と組み合わせた美しいモダンジュエリーとして蘇ります。これらの作品は、高島屋さんなどで限定販売されます。


このプロジェクトで、切り絵アートが「いらなくなったものを価値あるものに再生をさせる」ことの出来るSDGs の取り組みとしての可能性を広げます。

商品は、ジュエリーやはしおき等、実用的なもの、インテリアアート等に生まれ変わっていくのです
が、このプロジェクトには、もう一つの想いがあります。

従来の紙媒体では、いらなくなった分は破棄しなければならず無駄が多い分、デジタルではその
無駄を最小限に抑え、更新もしやすい等もあって、今、時代はデジタル社会を中心とした流れとな
っています。けれどもやっぱり紙がすき、電子よりも本の方が落ち着く、内容が入ってきやすい、
等、いまだに紙媒体を愛する人もいます。

また、そうした、嗜好の事だけでなく、デジタルにより目がチラつく、PC やスマホ等の使用頻度がち
ょっと依存的に増えてしまう、ついつい端末をいじってしまう、等、本当にデジタル中心になっていく
のが健全であるのかどうかを改めて考え、紙媒体も残した人間の波長に合うアナログのあり方も
残していってほしい、という願いもあります。

いらなくなった紙を価値あるものに蘇らせて行く事で、そのようなアナログの必要性を改めて考え
ていくきっかけに繋がればというのが、このプロジェクト全体を通しての想いです。


今回、アルナのカタログをジュエリーに仕立てて頂く、アクリル画家である樫内あずみさんは、不定期に展覧会を行なっています。過去にも展覧会で余ってしまったDM 等をジュエリーに閉じ込めることで天然石のような風合いに仕上げ、見ていて飽きない抽象的な世界を創り出したアーティストです。
https://www.azumi-art.cfbx.jp/

額縁以外でアートにかかわる仕事ができ、感謝です!

賞状額

アルナが、現在本社のある川口市東川口の事務所に移転したのは約3年半前の2020年夏。
丁度コロナ禍の時でした。

この期間、日本も世界も色々変化がありました。
コロナ前はzoomという言葉も聞いたことがありませんでしたし、〇〇ペイなどのQRコード決済もほとんどありませんでした。

アルナでもこの期間中、「新製品の発売」「新規顧客との取引開始」「新卒&中途社員入社」など多くの変化がありました。その変化の1つに、賞状の増加があります。

引っ越し当時2020年3月の事務所内の写真です。
飾ってある賞状はグッドデザイン賞2枚と特許証1枚の計3枚。

この3年半で16枚に増えました!
グッドデザイン賞を毎年のように受賞し、DFAアジアデザイン賞、埼玉県新製品AWARD、おもてなしセレクション、ホワイト企業認定、等々多くの賞状を頂きました。

新たな取組がこのように賞状という形で目に見える形で残すことができ、しかも自社の額縁で飾ることができて嬉しいです。

今後も失敗を恐れず色々な取組にチャレンジして、結果を出し続けて行きます!

メゾン・エ・オブジェ

1月18日~22日フランスのパリで開催されている、世界最高峰のインテリア&デザインのトレードショーMAISON&OBJET(メゾン・エ・オブジェ)にアルナの製品が展示されます!

と言っても弊社が出展している訳ではございません。
弊社の取引先様である照明ブランドメーカー「ワイ・エス・エム」さんがアルナのアルミ額『HVM』を使った作品を展示していただいております。


ワイ・エム・エスさんは和紙とLEDライトを融合させたアート作品を製作しています。伝統工芸の和紙と先端技術のLEDライトを繋ぐ役割として、アルナのアルミ額が使われています。

ワイ・エム・エスさんもアルナ同様国内外複数のデザイン賞を受賞している、デザイン力と技術力のある会社です。本社もアルナと同じ埼玉県内にあります。

世界と勝負している企業さんに、アルナの額縁を使っていただいて、良い刺激になります。
私たちも人口減少でマーケット規模が縮小している日本を飛び出し、世界に打って出る機会を虎視眈々と狙っていきます。

第17回 東京薩摩川内会 賀詞交歓会

1月13日(土)、目黒の雅叙園で東京薩摩川内会 賀詞交歓会が開催されました。


弊社工場がある薩摩川内市にゆかりのある方々や企業が集う場で、田中市長や国会議員の方々も参加し、和やかな雰囲気で開催されました。


田中市長から、市内企業の人材不足解消の一環として「奨学金返還支援補助金」の紹介がありました。
大学や専門学校在学中に奨学金を借りていた方で、薩摩川内市内の企業に勤める方には、奨学金返済額の2/3(上限300万円)を補助する制度を設けたようです。

奨学金を受ける学生は優秀な方が多いと思うので、企業側としても優秀な人材確保のため、ありがたい制度です。また、中小企業で働く転入者の方へ1年間家賃補助の制度もあります。自治体が企業と共に歩んでもらえる仕組みがあるということは、心強いです。

薩摩川内会には、衆議院議員 元議長の山東昭子さんも毎回参加していただいています。ご多忙のため、途中でお帰りになることが多かったのですが、今回は幸い最後まで参加していただき、歌も披露していただきました。芸能活動を行っていただけあり、透き通る声で、一気に会場の雰囲気を変えるものがありました。

アルナは薩摩川内市に1989年に額縁工場を開設し、今年で35年を迎えます。
今年は工場リニューアルにも着手します。
今後も、地元の方々に愛される工場となるよう、精進して参ます。




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