世界三大デザイン賞の1つを受賞!
アルナの額縁ブランドALUMIUMシリーズの「CUT」が、iF Design Awardを受賞しました!
iF Design Awardは、ドイツ・ハノーファーを拠点とする、デザイン振興のための国際的な組織インダストリー・フォーラム・デザイン・ハノーファー(iF)が1953年から主催し、毎年全世界の工業製品等を対象に優れたデザインを選定する賞です。IDEA賞(アメリカ)、レッドドット・デザイン賞(ドイツ)と並び「世界3大デザイン賞」と呼ばれている、権威あるデザイン賞です。今年は11,000点を超える応募があり、受賞できたのは3,438点です。
この世界的に権威あるデザイン賞を受賞でき、驚きと喜びでいっぱいです。
https://ifdesign.com/en/winner-ranking/project/cut/737146
CUTの受賞理由を記載致します。(長文になります。ご了承ください。)
アルミ製額縁「CUT」が iF Design Award 2026 を受賞した背景には、単なる造形の美しさではなく、素材観の再定義・構造による機能美・時間とともに価値が育つ思想という、プロダクトとしての思想と完成度が高いレベルで統合されていた点がある。
まず「Idea(アイデア)」の評価において、CUTは“アルミ額縁は安価で画一的なものになりがち”という業界の前提に対し、「素材の価値を再定義する」という明確な問題設定を行っていた点が高く評価された。申請時のステートメントでは、アルミを単なる工業素材として扱うのではなく、無塗装のまま経年変化を受け止め、傷や風合いを「時間の痕跡」として肯定する姿勢が示されている。これは、額縁を“作品を支える消耗品”ではなく、“作品と時間を共にする存在”へと位置づけ直す提案であり、審査基準における「なぜこのアイデアが今必要か」という問いに対して、十分に説得力を持つ回答となっていた。
次に「Form(造形)」では、CUTの内側に切り込んだ三角断面形状が評価ポイントとなった。この構造は、単なる意匠ではなく、視線を自然に作品へ導く視覚的効果と、軽さと剛性を両立する構造的合理性を兼ね備えている。申請内容でも、シャープな内傾斜が作品への集中を生み、額縁が主張しすぎない存在になることが説明されており、審査においても「なぜその形なのか」が明確なプロダクトとして評価されたと読み取れる。結果として、建築的でありながら冷たすぎない、洗練と温度感を併せ持つ造形が高得点につながった。
「Function(機能)」の観点では、三角断面による構造強度の高さが、軽量性と耐久性の両立を実現している点が評価された。申請時には、サイズバリエーションへの対応や扱いやすさ、塗装やアルマイト処理を施さないことで剥離などの経年劣化が起こりにくい点が示されており、審査では“見た目のミニマルさ”と“実用品としての完成度”が両立している点が評価されたと考えられる。デザイン性が高い一方で、プロダクトとして使い続けられるリアリティを持っていたことが、評価を底上げしている。
「Differentiation(独自性)」においては、一般的なアルマイト加工の額縁とは異なり、あえて無塗装のアルミの素地を見せるという選択が、明確な差別化要因として機能した。申請内容では、工業素材としてのアルミを“感情を伴う素材”へと変換する意図が語られており、これは市場に流通する量産型フレームには見られない思想である。審査では、この「工業製品を情緒的な存在へ引き上げる試み」が、ブランドの姿勢とも結びついた独自性として評価されたと読み取れる。
最後に「Sustainability(持続可能性)」の項目では、無塗装による環境負荷低減、三角断面による材料使用量の最適化、リサイクル性の高さといった設計思想が、単なる環境配慮の“付け足し”ではなく、構造・意匠・素材選択と一体化したサステナブル設計として評価された。加えて、経年変化を価値として捉える思想そのものが、「長く使い続けること」を前提にしたデザインであり、結果として“使い捨てにならないプロダクト”である点が、審査基準の「社会的価値」にも接続している。
この受賞は、私たちが取り組んできた「技術 × デザイン」による価値創出が、国際的に認められた結果だと受け止めています。
今後も国内外に向けて、アルナならではのものづくりを発信していきます。
https://ifdalivestorage.blob.core.windows.net/ifdesign/public/socialMediaAssets/companies/778841/778841_ef4e4e981e0715ff78ce120dfad7d0b2.mp4
26.03.02



ロゴが変わるということは、仕事の姿勢、お客様への向き合い方、社内の意識も、次のステージへ進むということだと思います。



