活用方法のご提案
- 奥行きを活かして、作品を立体的に飾ることができます。
- 3Dポップアップなど空間を演出したい作品の額装に 適しています。
フレームのデザインが山の尾根をイメージさせるところから、山の尾根を意味するフランス語「Crete/クレーツ」とネーミングされました。
アクリルと作品の間に設けられた8mmの空間が立体感を演出します。光の当たり具合により縁に発生する陰影がほどよく作品を彩ります。
2024年 グッドデザイン賞受賞
サイズや価格などの詳細情報はカタログ(PDF)をご覧ください。
グッドデザイン賞 審査員による「クレーツ」評価
「従来のアルミフレームは、安さや生産のしやすさを中心にして設計されてきたが、クレーツはどのようなものが飾られるのか、どのような場所に掛けるのかを中心におきながら繊細にデザインされている。価格帯や生産性も置き去りにはせず、バランスの取れたプロダクトとなっている。アクリルと作品部分の距離が丁寧に考えられており、少しの工夫で大きくイメージを変えていくことが出来る点にも評価が集まった。」
わずかな奥行きがつくる静謐な空間
アルミ額ではシンプルでベゼルが小さな額縁が好まれる傾向にあります。
「より薄くより小さく」と、まるで額縁が存在しないことを求められているようです。しかし我々額縁メーカーとしては、額縁があることで作品の質が向上し、作品が引き立つ名脇役としての額縁を提案したいと考えています。
作品を演出し没入感を高めるとともに、現代の空間にあうような設えのものを作るというのがこの製品のコンセプトです。
「クレーツ」とは山の稜線のこと。本製品は断面が大きな三角形をしており、ボリューム感のある額縁に見えるものの、見る角度によってシャープな印象も携えています。またアクリル部と作品部の間に8mmほどの空間があります。
この小さな空間が作品に対しての希少性を高めるとともに、立体的で高級感のある展示も可能となります。
さらにこれまで高級ライン用に開発してきた背面の「トンボパーツ」や「フラットパーツ(特許取得済み)」など誰にでもより簡易に美しく展示できる仕組みを採用しています。