約1年半ぶりに鹿児島工場へ行くことが出来ました。
コロナ禍で、打ち合わせもズームが続いていたため、久しぶりに対面で鹿児島の方と話をし、
従業員の皆さんの元気な顔を見て、元気をもらいました。
コロナの感染が収まっていません。幸い弊社ではまだ感染者は出ていませんが、
いつだれがどこで感染してもおかしく無い状況です。
今後も感染予防に気を配りながら、仕事に励んで行きます。
鹿児島工場も操業開始からすでに30年以上が経過しています。
従業員満足度を高め、地域に愛される工場になるよう、日々成長して参ります。
そのためにも、新たな設備導入など時代にあった生産体制を作り、時代にニーズにマッチした工場を作っていきます。
22.04.25
本社営業社員と一緒に、都内にある「相田みつを美術館」を見学して来ました。
相田みつを美術館さんとは、美術館の場所が銀座にあったころ(現在は有楽町にある東京国際フォーラムです)からのお付き合いなので、25年ほどになります。25年といえば四半世紀。あっという間です。
SNSなどが普及し、デジタルなコミュニケーションが一般的になりつつ中、相田みつをさんの作品は筆と紙を使ったアナログな作品です。しかしながら、コロナ禍で改めて相田みつをさんの言葉が取り上げれられる機会が増えました。相田みつをさんは戦争を経験し、仏教を勉強するなかで「人間の本質とは」を色々考え抜き、生きることの苦悩や言葉との葛藤を作品に投影しています。
コロナだけでなく、ロシアのウクライナ侵略という、ネガティブな気持ちになる出来事が続きます。この不安な生活の中から、精神的な救いを相田みつをさんの作品に求める方が多いとも聞きます。
実際、コロナ禍で相田一人館長は頻繁にマスコミから取材を受けたようです。
長年にわたって、相田みつをさんの作品を額装させて頂く機会を頂けていることは、ありがたい限りです。
今後も、相田みつをさんの作品の良さをより引き出せる額装をご提供出来る様、努力して参ります。
![](https://aluna.co.jp/cms/wp-content/uploads/2022/04/b56910514dbdbd478782b6d94af7e02b-480x361.jpg)
22.04.18
1916年創業の老舗鋳物メーカー、能作さんの工場見学に行ってきました。
能作さんは私が目標としている会社です。
100年以上の歴史がありますが、常に新しいことに挑戦し、デザイン性の高い製品を生み続けています。
工場自体もグッドデザイン賞を受賞しており、年間13万人の方が工場見学に訪れているそうです。
弊社も近々鹿児島工場のリニューアルを検討しています。今回の工場見学させて頂き、幼稚園児でも職人のすぐ後ろまで足を運んで見学できる受け入れ態勢や、工場内を常に明るく保つ工夫、室内サインの統一感など、参考になることがたくさんありました。
![](https://aluna.co.jp/cms/wp-content/uploads/2022/04/02bda0608319a7b5271d1530d6b3838f.jpg)
なによりも驚いたのが、「能作前」というバス停があることです。
今はやりの「ネーミングライツ」でなく、運行当初からバス停の名前として1企業名が使われています。
しかも、一般的なバス停ではデザイン性がないとの理由で、自社でバス停をデザインし作ったそうです。
このこだわりも見習う必要があります。
![](https://aluna.co.jp/cms/wp-content/uploads/2022/04/d2e60427190aab4a89afb8e909ab1b9b-360x480.jpg)
数年先になりますが、弊社の額縁工場も多くの方々に愛される工場にリニューアル出来る様、頑張ります。
22.04.11
グッドデザイン賞をはじめ、国内外のデザイン賞を複数受賞しているALUMUIMシリーズ。
ALUMUIMシリーズ「CUT」「LEAN」で新色が発売されます。
「生材(なまざい)」と「ホワイト」です。
ホワイトは皆さんすぐイメージ出来ると思いますが、「生材(なまざい)」はピンとこないと思います。
通常、アルミ額に使われる材料は、表面に薄い酸化皮膜処理を行い、表面を保護し、腐食を防ぎます。
つまり、傷や錆びによる不良を防ぐ加工を施します。「生材」はこの酸化皮膜処理を行わない、アルミ材料が押し出されて、生まれたての状態を指します。
下の写真の上が「アルマイト」という処理をしたアルミ材。下が生材です。
![](https://aluna.co.jp/cms/wp-content/uploads/2022/04/e6c6b92b63195ac853eb6a444862dbee.jpg)
「生材」は傷や手垢がつきやすいため、今まで製品化することを全く考えていませんでした。
ところが、デザイナーや写真家の方など、デザインやインテリアのプロからはこの「大切に扱わないとすぐ痛んでしまう、生材だからこそいい!柔らかい質感も魅力的!」との声を多く頂きました。
試しに少量を生産し、昨年表参道での展示会で発表したところ大きな反響を得て、今回自信をもってCUTとLEANの新色として発表します!
下の写真はCUTの生材の写真です。
![](https://aluna.co.jp/cms/wp-content/uploads/2022/04/a24586c6e54b815eefa9de97669b443c-960x640.jpg)
今までは「不良品」と捉えられていた材料が、デザイナーやプロの額縁メーカーの手によって、高級インテリア製品として世に出る。皆さんも是非お手に取ってご確認ください!
アルナショールームでもご覧いただけます。
22.04.04
国内外のデザイン賞を複数受賞している「ALUMUIMシリーズ」。
今年から作品の出し入れをする際、「鉄製ロックレバー」と呼ばれる部品を使っています。
昨年まではドライバーを使いビスを外していたのですが、今年からは工具いらずでだいぶ簡素化されました。
しかしながら、額縁を使い慣れていないお客様からが「額縁の開閉方法がわからい」と問い合わせが入りました。
取説シールは額縁の裏に貼っているのですが、それだけではまだ不十分の様です。
そこで、早速若手社員に取扱説明動画を作成してもらいました。
下記URLをクリックすると、アルナの公式YouTubeチャンネルに飛びます。
そこで「鉄製ロックレバー取扱説明動画」をクリックすると見れます。
https://www.youtube.com/channel/UC8claCLBtQsoinsX1fxzJhw
コストをかけて良い物を作りあげても、実際使う方の良さが伝わらなければ意味がありません。
まだまだ不十分なところがあるかもしれませんが、今後も日々改善して参ります。
![](https://aluna.co.jp/cms/wp-content/uploads/2020/04/4489386ba14b2649b2c628724e385a07-960x640.jpg)
22.03.28