8月24日、京セラの創業者でもあり、JALの再生にも尽力した稲盛和夫氏がなくなりました。
稲盛さんの本や雑誌の記事は数多く読ませていただき、アメーバ経営やフィロソフィーの実践など、多くのことを学ばせて頂きました。稲盛さんが開催していた盛和塾は中国でも人気があるようで、多くの中国人起業家が稲盛さんの倫理観を勉強しているそうです。
稲盛さんの言葉で印象に残っているのは「謙虚にして驕らず、さらに努力を」です。一代で京セラを世界的企業に育て、NTTに対抗するためKDDIを創業し、瀕死のJALを再生し、数々の功績を残された方ですが、常に傲慢になることを恐れ、自らに強くこの言葉を言い聞かせていたようです。人はうまくゆくほど傲慢になるだけでなく、「このくらいはいいだろう」と気持ちが緩み、楽な方を求めがちになります。それが落とし穴にはまる第一歩と言っています。
従業員は経営者を良く見ています。従業員が経営者を信頼し、尊敬できれば、会社のために頑張ろうと前向きな気持ちになります。前向きな気持ちになることで、指示を与えなくとも自主的に行動を起こすようになります。
私はまだまだ稲盛さんの足元にも及びませんが、これからも稲盛さんの本やインタビュー記事などで勉強し、謙虚に驕ることなく、常に努力し続け、目標としている300年企業を作り上げていきたいと思います。
22.09.12
8月29日から1週間、大東文化大学のインターン生2名がアルナで実習を行いました。
わからないながらも真摯に仕事に取り組む姿勢や、自分たちの立ち位置を理解し、とにかく足を引っ張らないようにしようとする言動が印象的でした。彼らの誠実さを表していましたし、大学側の教育も行き届いているのだと思います。
大学生活のほとんどをコロナ禍で過ごし、私が学生の頃の楽しいキャンパスライフとは程遠い学生生活だったと思いますが、その分しっかりした考え方が身についていると思います。
インターン生を指導する度に感じることですが、指導する側の社員も学ぶことが多いです。指導するには仕事を細かく分け、順序だてて説明する必要がありますが、これがまた難しい。よく教科書で教わる5W1Hも伝えているようで伝えていないことが多いです。定期的にインターン生を受け入れることで、社内に新鮮な空気が流れ、活性化される気がします。
アルナで学んだことが、少しでも彼らの将来に役立てばうれしいです。
相田みつを美術館を訪問した際は、相田館長直々に館内を案内していただきました。
贅沢な時間を過ごすことが出来ました。
最終日、アルナのアルミ額をプレゼントしました。
とても喜んでいる姿を見て、こちらもうれしくなりました。
22.09.05
日本ロボット工業会のまとめによると、国産ロボットの出荷台数は国内向けだけで2012年の3万3601台が2021年には4万9950台と約50%増えているそうです。しかもこれは溶接・加工・組み立てといった産業用ロボットのみで、搬送・清掃などで使われる流通&サービス向けのロボットは含まれない数字との事。
以前はロボットと聞くと、自動車メーカーをはじめ大手が導入するものとのイメージでしたが、我々中小企業にとっても、年々敷居が低くなっています。アルナでも省人化のためにロボットの導入を検討しているのですが、「ロボットを入れても段取り替えに時間がかかり、多品種少量生産には適さない」「コロナの影響で鹿児島工場の製造現場を見学にこれない」など様々な理由で実現に至っていません。
ロボット導入で実績を上げている会社の社長さんが「革新は実行しなければ生まれない」と発言していました。できない理由を挙げていてもきりがありません。今後少子化で人材採用が難しくなるのは確実。どうすればより良い仕事環境に出来るか、ロボットに出来る単純作業はなにか、現場と知恵を出し合い、アルナに適したロボットの開発と導入に向けて、まず一歩踏み出したいと思います。
22.08.29
長年、アルナ鹿児島工場に勤務していただいたパートの松崎さんが先日退職しました。
松崎さんは1994年1月に鹿児島工場に入社。
約28年半製造現場の仕事を支えてくれました。
私がアルナに入社当時、鹿児島工場で研修の際も、松崎さんにご指導いただきました。
スピードと質を兼ね備えた仕事内容のみならず、皆から慕われる人柄に何度も助けられました。
松崎さんと今後一緒に仕事が出来ないのは残念ですが、松崎さんに指導してもらった後輩たちが
しっかりと後を引き継ぐはずです。
松崎さん、今までありがとうございました!!
22.08.22
本社営業の宮城君が誕生日を迎えました!
と言っても、夏季休暇中に誕生日を迎えるため、休暇前最終営業日にお祝いのお花を渡しました。
宮城君は入社してまだ2年ですが、お客様からの信頼も厚く、SNSや新製品開発など様々な仕事に積極的に取り組んでもらっています。新しい取り組みには常に困難がありますが、持ち前のパワーとスピードで、次々と突破していって欲しいです。
5年後、10年後、彼の成長が楽しみです!
宮城君、これからもアルナのエンジンとなって皆を引っ張って行ってください!
22.08.15