株式会社アルナ aluna

社長ブログ
社長ブログ

代表取締役社長の雪山が、社内や地元での出来事やイベントを掲載しています。従業員の普段の姿も紹介して行きます。

半世紀を生きる

私事で恐縮ですが、先日50歳の誕生日を迎えました。
50年と言えば半世紀。
あっという間です・・・。

年上だった高校野球で活躍する選手が知らぬ間に皆年下になり、
NHK朝ドラの時代設定は、自分が生まれる前の、昔の話だったのが
いつの間にか自分が小さい頃の時代設定になっていたりと、
普段のちょっとしたところから月日の流れを感じます。

誕生日の日には、社員がお祝いのケーキをプレゼントしてもらい、
家でおいしく頂きました。

アルナが順調に額縁を製造・販売し続けられているのも、
社員1人1人の頑張りのお陰です。
感謝、感謝です。

これからも、従業員満足度を高め、皆さんが欲しいと思える
額縁の企画・製造に邁進してまいります。

今後もご指導をよろしくお願い致します。


20年ぶりの円安

円相場が20年ぶりに1ドル130円を超えました。
「悪い円安」との報道もありますが、日銀の黒田総裁は大規模な金融緩和策を「粘り強く続けていく」と強調したようです。この円安は年内は続き、来年以降も継続する可能性は大いにあると思います。

弊社も海外から直接仕入れている商品もあれば、海外で製造され仕入業者経由で購入している部品も多くあります。過去2-3年何度も材料費が値上がっていますが、今後もしばらく値上げの波は継続しそうです。

弊社以外の会社も同じかと思いますが、どのタイミングでどの程度値上げをしなければならいかに頭を悩ませることになります。企業努力でどうにか出来る範疇を超えています。

今後数年で、本当の会社の実力がはっきり出ると思います。値上げをしても購入して頂ける製品やサービスを持っている、本当に顧客から求められている会社のみが生き残るはずです。価格しか強みのない会社や製品は淘汰されるでしょう。

デザイン、使い勝手、顧客対応など、このピンチを機に自らの強みや改善すべき点をはっきりさせ、どのような社会環境においても顧客に必要とされる会社になります。

弊社の目標は300年企業。この程度の困難に負けてはいられません。

久しぶりの鹿児島工場

約1年半ぶりに鹿児島工場へ行くことが出来ました。
コロナ禍で、打ち合わせもズームが続いていたため、久しぶりに対面で鹿児島の方と話をし、
従業員の皆さんの元気な顔を見て、元気をもらいました。

コロナの感染が収まっていません。幸い弊社ではまだ感染者は出ていませんが、
いつだれがどこで感染してもおかしく無い状況です。
今後も感染予防に気を配りながら、仕事に励んで行きます。

鹿児島工場も操業開始からすでに30年以上が経過しています。
従業員満足度を高め、地域に愛される工場になるよう、日々成長して参ります。
そのためにも、新たな設備導入など時代にあった生産体制を作り、時代にニーズにマッチした工場を作っていきます。

相田みつを美術館

本社営業社員と一緒に、都内にある「相田みつを美術館」を見学して来ました。
相田みつを美術館さんとは、美術館の場所が銀座にあったころ(現在は有楽町にある東京国際フォーラムです)からのお付き合いなので、25年ほどになります。25年といえば四半世紀。あっという間です。

SNSなどが普及し、デジタルなコミュニケーションが一般的になりつつ中、相田みつをさんの作品は筆と紙を使ったアナログな作品です。しかしながら、コロナ禍で改めて相田みつをさんの言葉が取り上げれられる機会が増えました。相田みつをさんは戦争を経験し、仏教を勉強するなかで「人間の本質とは」を色々考え抜き、生きることの苦悩や言葉との葛藤を作品に投影しています。

コロナだけでなく、ロシアのウクライナ侵略という、ネガティブな気持ちになる出来事が続きます。この不安な生活の中から、精神的な救いを相田みつをさんの作品に求める方が多いとも聞きます。
実際、コロナ禍で相田一人館長は頻繁にマスコミから取材を受けたようです。

長年にわたって、相田みつをさんの作品を額装させて頂く機会を頂けていることは、ありがたい限りです。
今後も、相田みつをさんの作品の良さをより引き出せる額装をご提供出来る様、努力して参ります。


能作さん 工場見学

1916年創業の老舗鋳物メーカー、能作さんの工場見学に行ってきました。
能作さんは私が目標としている会社です。

100年以上の歴史がありますが、常に新しいことに挑戦し、デザイン性の高い製品を生み続けています。
工場自体もグッドデザイン賞を受賞しており、年間13万人の方が工場見学に訪れているそうです。

弊社も近々鹿児島工場のリニューアルを検討しています。今回の工場見学させて頂き、幼稚園児でも職人のすぐ後ろまで足を運んで見学できる受け入れ態勢や、工場内を常に明るく保つ工夫、室内サインの統一感など、参考になることがたくさんありました。


なによりも驚いたのが、「能作前」というバス停があることです。
今はやりの「ネーミングライツ」でなく、運行当初からバス停の名前として1企業名が使われています。
しかも、一般的なバス停ではデザイン性がないとの理由で、自社でバス停をデザインし作ったそうです。
このこだわりも見習う必要があります。

数年先になりますが、弊社の額縁工場も多くの方々に愛される工場にリニューアル出来る様、頑張ります。

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