写真や絵画の額装は数多く製造ていますが、TVモニター用の額はまだほとんど手掛けたことがありません。
TVモニターは奥行がありますが、そこはユニフォームやボールなどの立体ケースを毎日の様に制作している弊社スタッフはお手のもの。寸法さえわかれば、厚み調整を行い額縁は完成します。

問題は配線と盗難防止のワイヤーの設置。額縁とワイヤーの接地場所やビスの打ち方を誤ると額縁にヒビが入る恐れがあります。担当者とどのような取り付け方法が最適か相談しながら進めます。

また、ほかの額縁とのバランスや室内の統一感も検討しなければいけません。候補の額縁を数種類提案し、センスのある担当者と役員の方に選んでいただきました。モニターの黒い縁がマットの役割を果たし、東京タワーの歴史を映すにふさわしい額装に仕上がりました。