株式会社アルナ aluna

額縁の裏側

数年前から外部のデザイナーの方と組んで製品開発を行っています。
そのデザイナーの方から学ぶことが多々あります。
学びの1つに「額縁の裏側にも気を配る」があります。

我々はどうしても表面の見え方に注力し、額縁の裏側は使い勝手やコストダウンの方に意識が向いていました。デザイナーの方は「細部まで美しく魅せる」ことにこだわり持っており、額縁の裏側にも繊細な仕上がりを求めていました。

額縁の裏側には様々な部品が使われています。その部品1つ1つ額縁に合わせて購入しており、物によっては金型を作成しロットで仕入れています。デザインを変更出来てもほかの額縁との整合性やコストなど、様々な点をクリアする必要があり、一気に変えることが難しい場所です。

2年ほど前、アルミ額に使っている「トンボ」と呼ばれている裏板押えの部品の色を茶色からグレーに変えました。今年、紐も茶色から黒に変更します。色を変えるだけでなく素材もポリエステルに変え、より強度が増し紐を結んだ際の締め付け感もUPします。実際耐荷重も10kgほどUPします。


紐の変更は今年夏から随時行います。

そのほかにも年内に額縁裏側の部品を変更する商品があります。
新たな変更が実施される前に、改めてご報告いたします。

常に時代に合わせて変化し続けるアルナの額縁を、今後も是非ご愛顧ください。