株式会社アルナ aluna

デザインに触れる

こんにちは。塩島です。
先日、都内にて行われている展覧会「WOW 25th Anniversary Exhibition『Unlearning the Visuals』」を観てきました。
展覧会は映像を用いた「ビジュアルデザイン」というジャンルの作品で構成されていました。
ビジュアルデザインとは…「絵 や 写真 、 コンピュータグラフィックス などの 視覚 的な表現で伝達することを目的とした デザイン の総称。」(ビジュアルデザイン – Wikipedia)
↑↑例えばこちらは一番印象的だった作品です。
広い空間の床や壁に映像が映し出されており、いくつかの鏡が吊るしてあります。

一見、映像の内容も、鏡の配置にも規則性や意図がくみ取れなかったのですが、
↓↓特定のポイントに立つと、鏡と映像がぴたりとハマり、ひとつの映像として繋がって見えるのです。
関連性が無くバラバラだと思っていたものが、ある瞬間に繋がり、意味を持ち始めたり、腑に落ちたりする事って日常生活でもありますよね。
そういった瞬間の気持ちよさが味わえました。
これを実現するための緻密な計算、映像や音楽による没入感や美しさはもちろん、すべての作品に置いてコンセプトが面白かったです。

先日見学させて頂いた「グッドデザイン賞」の展示会でも、作品の美しさやデザイン性はもちろん、コンセプトに説得力のあるものが多かったです。
どういった体験を提供するかや、とりわけ身体や環境における障害によって制限がある人にとって、出来なかったことを出来るようにするプロダクトや建築が多くありました。
デザインはだだ美しさを突き詰めるのみならず、デザインは、社会や人にとって今まで閉ざされていた可能性を広げる事が出来るツールでもあるんだなと思いました。
プロダクトデザインにおいてはそういった傾向が強いのでしょうか?
デザインとは問題解決だと誰かに聞いたことがありますが、深く腑に落ちました。
一流のデザインや作品に触れ有意義で楽しい週末でした。
アルナの製品も、誰かに特別な体験を届けられたらと思います。