株式会社アルナ aluna

建築家とのお話

先日、とある建築家の方とお話をする機会がありました。

幼稚園や飲食店、美術館など様々な建築実績のある方ですが、偉ぶるところがなく非常に気さくな方でした。有名な建築家の方だとイメージ先行で「高圧的な態度なのかな?」と心配していましたが、杞憂に終わりました。

この建築家の方とお話して感心したのは、建物を作って終わりでなく、建物が完成後どう地域と良好な関わりを長期にわたり継続して行けるかを、設計段階から考えていることです。「サステナブル(持続可能な)」という言葉が最近流行っていますが、この方は10年以上前から、アートを通じて企業と地域(特に子供たち)が発展・成長してゆけるかを考え・実行しています。

美大や建築家の学生が子供たちや地域の人と一緒にアート作品を作成したり、無人駅を活用してアートを展示したりと、ユニークな試みを続けています。地方での取り組みだからか、都会ではあまり報道されませんが、子供のころにプロ(あるいはプロの卵達)とふれあい、自分の作品がかっこよく展示される経験は、必ず彼らの心の中に残るはずです。自分のアイデアが見える形になる喜びは、体験しないと得られません。

アルナも額縁を製造し、アートと関わりのある仕事をしていますが、お恥ずかしながらこのような地域貢献はまだできておりません。

近い将来、いろいろな形で地域貢献し、地元の方々に長く愛される企業を目指して参ります。