株式会社アルナ aluna

20年ぶりの円安

円相場が20年ぶりに1ドル130円を超えました。
「悪い円安」との報道もありますが、日銀の黒田総裁は大規模な金融緩和策を「粘り強く続けていく」と強調したようです。この円安は年内は続き、来年以降も継続する可能性は大いにあると思います。

弊社も海外から直接仕入れている商品もあれば、海外で製造され仕入業者経由で購入している部品も多くあります。過去2-3年何度も材料費が値上がっていますが、今後もしばらく値上げの波は継続しそうです。

弊社以外の会社も同じかと思いますが、どのタイミングでどの程度値上げをしなければならいかに頭を悩ませることになります。企業努力でどうにか出来る範疇を超えています。

今後数年で、本当の会社の実力がはっきり出ると思います。値上げをしても購入して頂ける製品やサービスを持っている、本当に顧客から求められている会社のみが生き残るはずです。価格しか強みのない会社や製品は淘汰されるでしょう。

デザイン、使い勝手、顧客対応など、このピンチを機に自らの強みや改善すべき点をはっきりさせ、どのような社会環境においても顧客に必要とされる会社になります。

弊社の目標は300年企業。この程度の困難に負けてはいられません。