株式会社アルナ aluna

卒業制作作品

こんにちは。塩島です。

今日も暑かったですね。今日は1日中社内での勤務だったため、お昼休憩の際に少しだけしか外に出ていないのですが日差しも空気も暑くてびっくりしました。

突然ですが本日は専門学生時代の卒業制作をご紹介させていただきます。
こういった石粉粘土で可愛らしいフィギュアを沢山制作しました。
昔からずっと絵が好きで描き続けてきましたが、じっくり時間をかけて作品制作できる機会はこれを機にしばらく来ないだろうと思い、初めて粘土で作品制作に臨みました。
すべて高さが30㎝未満の小さいもので、全部で10体ほどつくりました。

そして、友達の展示スペースにお邪魔させて頂いて、展示室のあちらこちらに散らばって設置するという展示方法にしました。
展示を見に来て下さる来場者の方は、他の作品を鑑賞していて足元にある私の作品に気づかずに通り過ぎていく方も、気づいてくださる方も両方いてマチマチでした。
私のこの作品のコンセプトは、「自分にとって目にも止まらないような、気づかないような場所でも世界は存在している事」です。
例えばカーペットをはがした時に初めて知る畳の編み目の細かさや、旅行の道中、新幹線の窓から見える知らない土地にも誰かの家があること、生活があること、お茶碗の裏側に知らない人のサインを見つけた事で初めて作り手に想いを馳せること、
誰も気づかなくても知らないまま生きていったとしても何の問題もないようなところに目がとまった時に世界の精巧さや豊かさに驚きます。
昨今は多様性だとかサステナブルだとか叫ばれていますが、そういった問題に対する答えも、自分には見えていない場所を自ら覗いて思いを巡らせることから少しずつ始まるのだと思います。私の作品に気づかないとダメだというものではなく、気づかない人もいてこそ作品として成功しているとも思いました。
また、展示室の端っこにちょこんといるのもとても可愛いかったです。
そんな感じの卒業制作でした。楽しく制作することが出来、展覧会期間も搬入や受付業務に携わらせて頂けたので充実した楽しい思い出のひとつです。

こういった立体の作品も、弊社の【RIM】であれば額装することが可能です。
このように平置きに出来ることに加え、アクリルのボックスを上から被せることが出来るので立体物を保護しながらきれいに飾っておいておけます。

また、こちらは【T25】を使用したボールケースです。
こちらはサッカーボールやバスケットボールなどのボールの額装はもちろんなのですが、他の立体物も中に入れてディスプレイすることが可能です。
カラーバリエーションも多く、中に入れる作品の雰囲気によってお選びいただけます。
また、作品を置く面は黒の別珍だけでなく人工芝タイプもございますので、スポーツ関連品の額装の場合はより一層の臨場感を演出することが出来ます。

ご興味ありましたらお気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただきありがとうございました。