他にない額装品
「オリジナリティのある記念品」「他にない額装品」を提案して欲しいという依頼を良く受けます。弊社は自社工場を持ち、数々のユニークな額装事例があるので、実績を評価して頂いた上でのお声かけなので、うれしい限りです。
しかしながら、予算・納期という制限がある中で他とは一味違う製品を考えるのは至難の業です。
少し前までは「額縁を使う企画」は決まっていて、弊社の額か他社の額かというコンペの形が多かったのですが、今は「額かトロフィーか迷っている」「額も含めたいくつかの候補の中から最適な記念品を」と額縁以外の製品もライバルです。
額縁は壁に飾るのが前提というのが、我々の業界では一般的ですが、記念品となると卓上が前提の場合が多いです。卓上に飾るサイズとなると、コスト的に海外製品との競争にもなります。
情報漏洩を恐れ、どのような記念を祝うための製品かは直前までわからないことも多く、限られた情報の中でどう最適な提案をするか。日々勉強で、修行です。
午後打ち合わせをして、翌日までに提案。その提案を検討したのち、ここをこう変更して欲しいという依頼を受け再度提案。額縁の知識がいくらあっても、市場でどのような製品・色合い・雰囲気が受け入れられるのか、常にアンテナを張って情報を得ないと生き残れません。