株式会社アルナ aluna

アルナスタッフの、仕事と未来への情熱を感じて下さい

鹿児島工場 三代目 工場長 佐々木博

いつの時代でも細かな所まで気を配り、アルナファンを増やす取り組みを

鹿児島工場 三代目 工場長 佐々木博

工場長として、工場の生産管理に携わると同時に、製品開発にもリーダーとして取り組んでおります。アルナに勤めてから約30年経ちます。お世話になっている間に「アルナでしか作れないもの」を企画・開発して、目に見える・触れる形にしたいと考えています

額縁には、従来の平面的な作品を入れるだけでなく、ドライフラワー・お皿など立体的な作品を入れる事も増えています。額縁というよりはケースに近いかもしれません。ただ、どちらも弊社の加工技術を生かせる点で一緒です。額縁はたった1mm、2mmの違いで「小さすぎて入らない」「大きすぎて余白が目立つ」といった不具合が生じる製品です。少しも気が抜けません。また季節・天候・湿気などにより、材料の膨張・縮小が生じます。工場から出荷する際は問題なく収まっていても、お客様の手元に届いた時、寸法に狂いが生じていては元も子もありません。額縁を作る以外にも、梱包の仕方や「どの運送会社がどの地域に強いか?」「安心して運んでくれるか?」まで考えます。

額縁業界は、市場規模は大きく無いですが、良くも悪くも昔ながらの気質が残っている業界です。その中で、弊社は常に攻めの姿勢を持ち続けている会社だと思います。製品開発しかり、得意先の開拓しかり。今までとは異なる分野へ怯む事無く飛び込んで行きます。この勇気と行動力に我々がどう応えて行くのかが大事です。

今は額縁やケース関連の仕事が多いですが、将来我々の特性を生かし、実績を積み上げた結果、全く異なる製品やサービスを販売している可能性も否定できません。時代の流れに沿った変化をして行くのであれば、工場内の生産品目の変化はあって当然です。

製品が変わったとしても、歴代の工場長を中心に先輩方が積み上げて来た「信用」「信頼」「高品質」「安全」などコアな部分は変わりません。

いつの時代でも細かな所まで気を配り、アルナファンを増やして行ける取り組みを続けて参ります。

鹿児島工場 副工場長 久保晶

1つでも多くのオンリーワン製品、アルナブランドを生み育てる

鹿児島工場 副工場長 久保晶

額縁は洋服のようなものだと思っています。洋服の様に、額縁も季節によって変えて行く。一般消費者の価値観をそのように変える仕事をして行きたいと思います。

私達の取り組んでいる仕事は、アパレルで言う「プレタポルテ(Prêt-à-Porter)」に近いと思います。「オートクチュール」のように、最初はこだわりを持ったお客様からの高い要望に応えて製品を完成させる。細部にまでこだわるので、必然と価格は高くなる。その後高品質を保ちつつ、ロット生産やコストダウンを図った結果、高級既製服(プレタポルテ)の生産・販売が出来る。

我々が属している額縁業界も、御多分にもれず縮小傾向にあります。しかしながら、ただ嘆いていても仕方がありません。少子化で絵画人口が減っているのであれば、高齢化社会を逆手に取って、自分たちで絵画教室を運営するくらいでないと。自分たちから情報を発信する力を付けないといけません。

物を作って売れるのを待つのではなく、売れる仕組みを自分たちで知恵を出し、作り上げて行く。そうしないと需要創造は出来ません。「現状維持=衰退」です。攻めの提案を続けて行きたいです。

私達が目指すのは300年企業。300年企業を目指す中で、今私に出来る事はアルナブランドの認知度を高める事です。その為にはより高度な技術や販売戦略が必要になるでしょう。今まで培って来た基礎は大切にしつつ、新しいものを追求していかないと駄目だと思います。

その結果、1つでも多くのオンリーワン製品、アルナブランドを生み育てて行きたいです。

西日本営業統括 尾崎慎吾

細かなニーズに対応することで、製品をさらに成長させる

西日本営業統括 尾崎慎吾

主な得意先である小売店に安心して販売してもらうためには、ブランド力と品質の向上は不可欠です。100円ショップをはじめ海外製品の品質も向上していますが、それ以上の品質・付加価値を我々メーカーが提供する事で、小売店の成長・発展にもつながります。

ホームセンターや100円ショップは画一的な商品を全国に陳列しています。しかしながら、首都圏と地方とでは家の広さも違いますし、好まれるテイストも違います。額縁に関しては、東京で売れたからと言って、地方でも売れるとは限りません。額縁専門小売店はエンドユーザーの細かなニーズに応える事で生き残っています。細かなニーズへの対応、例えば特注品への対応や仕上がり具合に関して、アルナは他社と比べて高い評価を得ています。

例えばユニフォーム額。以前は額縁の裏からユニフォームを入れる形式で、入替が不便でした。弊社が2001年に「前からユニフォームの入替が簡単に出来る」というコンセプトで発売を開始した前開き式ユニフォーム額は、飾りやすさで高い評価を得て、ロングランの製品に育っています。ロングランと言っても全く同じ作りで約20年作り続けている訳ではなく、定期的に素材や製造方法を変えています。場合によっては数百万円かけて金型を作り改良につなげる事もあります。

特注品や仕上がりが良い製品で喜ばれた次のステップとして、小売店が「売りやすい」「勧めやすい」製品に成長させる必要があります。具体的には、「誰にでも使いやすい仕様にする」、「コストダウンをして販売価格を下げる努力」です。額縁小売店はエンドユーザーの為に作品を店内でセットしてお渡しする事も多いです。その際、額縁小売店のスタッフが簡単に作業出来れば、時間短縮につながり喜ばれます。価格も下げられればスタッフの方もエンドユーザーへお勧めしやすくなります。

このような提案を、より短期間に頻繁に実施し、更なる強みにつなげたいです。

営業係長 宮城涼

チャレンジ精神を忘れず、先駆者になる

営業係長 宮城涼

アルナに入社した当時から、感激していることがあります。それは『チャレンジ精神』です。

私たちは日々、たくさんのご要望やご相談をいただきます。『大事にしている○○を飾ることはできないか』『○○を綺麗に保管したいのだけれど額装することは可能か』などアルナに寄せられるご相談は、前例がない案件が多いです。なぜそういったご要望を多くいただけるのか?それは、55年培ってきた技術と実績・チャレンジ精神の賜物です。今までに例がないのであれば私たちが先駆者になろう。そういった気持ちで日々取り組んでおり、お客様へのご要望を最大限にお応えできるよう社内全体で考え、意見を出し合い、不可能を可能にしてきました。『アルナなら作れるかもしれない』『アルナなら理想を形にできるかもしれない』そう思っていただけるようになったのも今までのチャレンジ精神の積み重ねだと実感しました。

そのチャレンジ精神は、なにもものづくりのチャレンジだけではありません。今までの働き方を見直し、リモートでの打合せや在宅勤務・季節に応じての服装の縛り撤廃。新しいイベントへの参加・SNSの発信やクラウドファンディングへの挑戦。日々様々な挑戦に挑んでいます。

現在では、額縁をインテリアとしての発展に向けて製品開発や今後も、新しい事に挑み続けトライ&エラーを繰り返していきます。そうしていく中で、多くの商品を生み出し・多くのアクションを起こし多方面でアルナという会社を知っていただける機会が増えたらと考えております。

現在では、額縁をインテリアとしての発展に向けて製品開発やイベントの参加・運営などに取り組んでおります。

私も、チャレンジ精神を閉ざすことなく率先して挑戦し続けます。その姿を次世代の社員にも受け継ぎ、外からも内からもアルナの魅力を感じていただけるよう精進いたします。

アルナの目標は300年企業。歴史に名を残せるような先駆者を目指します。