株式会社アルナ aluna

社長ブログ
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代表取締役社長の雪山が、社内や地元での出来事やイベントを掲載しています。従業員の普段の姿も紹介して行きます。

日本初のデジタルアート専門画廊

今月、都内にデジタルアートの専門画廊がオープンしました。
「デジタルアート」。油絵や水彩画とは違うというのは分かりますが、具体的に説明しろと言われると、「・・・」。
「デジタルアート」の種類はイラスト、幾何学模様など様々あるようです。
創作方法もパソコンで描いた作品のみならず、肉筆画をデジタル加工したものもあるとの事。

国内のアニメカルチャーが起点となり、多くの人がクオリティの高いデジタルアートを創作しています。
国内ではそれほど高い評価は得られていませんが、このデジタルアートは海外、特にアジアから注目されているそうです。
そうした国内外での評価ギャップや日常生活に溶け込んでいる環境が、浮世絵がアートして海外から評価された状況と似ているようです。

灯台下暗し。身近にあると、案外その価値に気づかない事は良くありますね。
数十年後は、日本のデジタルアートが世界中の美術館で見れる日が来るかもしれません。

『DUO/デュオ』 発売開始!

グッドデザイン賞やおもてなしセレクションの受賞実績がある「アルミアムシリーズ」の新製品『DUO』が6月より発売開始になっています。

表と裏で異なったデザインを施しており、両面使える額縁です。また、紐でなくワイヤーを左右に取り付けることで、壁にかけた際「おじぎ」と言われる、額縁が斜めに傾く現象を無くすことが出来ます。美術館で飾られているような、垂直にピシッと飾る事が出来ます。

他のアルミアムシリーズ同様、「こういう額縁が欲しかった!」と言ってもらえる製品だと思います。
部品1つ1つにこだわりを持って開発した製品です。

1枚の額縁で異なった表情を味わえます。

是非、一度お試し下さい。

ランドセルの人気色

私が小学生の頃、ランドセルと言えば「男子は黒」「女子は赤」と決まっていました。
ところが今、ランドセルの販売数が多いイオンでは330種類も色の組み合わせがあるそうです。
個性が認められる世の中とは言え、多過ぎではないかと感じます・・・。

とある新聞社の記事によると、ランドセルの人気の色、男子は1位「黒」2位「紺」3位「青」と予想通りの定番色が並んでいます。ところが女子で私たちの時代の定番だった「赤」は2位と事です。順位もさることながら、赤の比率も約21%と5人に1人しか赤を選ばないのか!?と驚きを隠せませんでした。

女子の順位は1位「紫・薄紫(21.5%)」、2位「赤(21.1%)」、3位「ピンク(19.3%)」だそうです。
なぜ紫!?と思い記事を読み進めて行くと、ディズニーアニメ「アナと雪の女王」などで主人公が着用しているドレスに使われる色が要因だそうです。理由を聞けば納得です。

5年後、10年後は今よりもカラフルなランドセルが街中で多く見られるのでしょう。

額縁も常に色を気にしている製品です。世の中の同行は常にチェックしないといけませんね。

おもてなしセレクション

日本在住の外国人が審査員を務める「おもてなしセレクション」に弊社の『ALUMIUMシリーズ』と『前開き式ユニフォーム額』が選出されました!!

文化や考え方の異なるアジア、欧米、南米の方から評価されたことは自信につながります。
逆に、日本でもっと評価されても良いのに・・・。と思ってしまいます。

アルミは全世界共通の見栄えのため、「日本らしさ」を見た目でアピールするのは難しいのですが、「シンプルさ」「丁寧な作り」が評価されました。

今まで積み上げて来た事が花開いた結果だと思います。
ただ、この実績にあぐらをかく事なく、今後もより良い製品を開発・提供し続けます。



川瀬巴水 展覧会

大正から昭和にかけて風景版画を数多く制作した川瀬巴水(かわせ・はすい)の展覧会を見に行きました。
よく知られた抒情あふれる風景版画のほか、本の装丁や雑誌の表紙・挿絵・口絵などの多岐にわたる画業が紹介されています。

 仕事がら、作品のみならず額装の方もチェックしています。西洋の展覧会は作品にあった額縁で飾られており、大きさもまちまちです。一方版画の展覧会は額縁の大きさ、色が統一されている事が多いです。個性を大切にする西洋と統一感を大切にする日本。展示方法でも文化があるなと感じます。今回の川瀬巴水展では、額縁の統一感のほかにも、無反射ガラスや3mm厚の紙マットが使われており、観覧者がよりストレスなく綺麗に作品を鑑賞できる工夫がなされていました。主催者や作品を管理している団体の作者や作品に対する敬意が感じ取れます。

 コロナ禍で休館している美術館が多い中、私が訪問した美術館は緊急事態宣言や蔓延防止法の対象外の地域にあるため、幸いにも開館していました。人の入りはさほど多くなく、蜜にならない距離感は保てていました。展覧会へ足を運ぶと、作品を鑑賞するのみならず、作家の生い立ちや作品の描かれた背景などの説明ボードが設置されています。これらを読んで作品を鑑賞するとしなのとでは、作品の理解度が大きく異なります。事前に知識を得る事で様々な角度から作品を鑑賞でき、細かな所までチェック出来ます。例年であれば、人が多く説明ボードやゆっくりと作品鑑賞は出来ないのですが、今回は思う存分時間をかけて鑑賞出来ました。
 コロナ禍では珍しく、充実した時間を過ごせるとは、嬉しいような、申し訳ないような・・・。近所のスーパーでの買い物や感染を恐れて自宅にこもるよりも、開館している美術館の方がより安心で、適度な運動になり、教養も身に付き、良い事だらけではないか!?と思ってしまいます。

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