弊社取締役会長 雪山渥美の葬儀が執り行われました
令和7年2月13日・14日、弊社取締役会長 雪山渥美の葬儀が執り行われました。
寒風の中、約200人の方にご弔問いただきました。
埼玉県大野知事は道路陥没事故の対応でご多忙であるにも関わらず、わざわざ時間を割いてお越しいただきました。
会長の出身地であります鹿児島県からも、野間健衆議院議員をはじめ多くの方々が足を運んでいただきました。皆様から頂戴した温かいお言葉や思い出話は、会長の生涯の輝きそのものだと感じております。改めて、会長のためにお時間を割いてくださったこと、心より感謝申し上げます。
葬儀を執り行っていただいた日本典礼さんには、皆様からいただいたお花を用いて「雪山」をイメージした祭壇を作っていただきました。また、会長が生前描いていた水墨画も会場に飾っていただきました。
会長は90歳でその生涯を閉じました。最後まで仕事への情熱を持ち続け、額縁メーカーとして株式会社アルナをここまで成長させることができたのも、皆様のお力添えのおかげでございます。生前、会長は何よりも人とのつながりを大切にしており「仲間」という言葉が好きで、アルナの社名にも仲間の「ナ」を入れたほどです。
会長が愛した額縁づくりは、単なる製品づくりではなく、人々の心を飾り、その瞬間を形にするという理念そのものでした。この想いを社員と共有し、これからもアルナをさらに発展させていくことが、会長への最大の恩返しになると信じています。
戒名は『渥飾了縁居士(あく しょく りょう えん こじ)』です。雪山渥美の名前から1文字、仕事としていた額縁関連から「飾」と「縁」、「了」は「しまう」「さとる」とも読むことができる、ものごとを「おえる」意味があります。多くの人に支えれらながら、多くの作品と人を額縁という仕事を通じて飾ってきた会長に相応しい戒名だと思います。