協働ロボット
日本ロボット工業会のまとめによると、国産ロボットの出荷台数は国内向けだけで2012年の3万3601台が2021年には4万9950台と約50%増えているそうです。しかもこれは溶接・加工・組み立てといった産業用ロボットのみで、搬送・清掃などで使われる流通&サービス向けのロボットは含まれない数字との事。
以前はロボットと聞くと、自動車メーカーをはじめ大手が導入するものとのイメージでしたが、我々中小企業にとっても、年々敷居が低くなっています。アルナでも省人化のためにロボットの導入を検討しているのですが、「ロボットを入れても段取り替えに時間がかかり、多品種少量生産には適さない」「コロナの影響で鹿児島工場の製造現場を見学にこれない」など様々な理由で実現に至っていません。
ロボット導入で実績を上げている会社の社長さんが「革新は実行しなければ生まれない」と発言していました。できない理由を挙げていてもきりがありません。今後少子化で人材採用が難しくなるのは確実。どうすればより良い仕事環境に出来るか、ロボットに出来る単純作業はなにか、現場と知恵を出し合い、アルナに適したロボットの開発と導入に向けて、まず一歩踏み出したいと思います。