株式会社アルナ aluna

相田みつを美術館&仏宇宙

新型コロナウイルスの影響で都内の美術館では休館が相次いでいます。開館していた相田みつを美術館もこの週末より休館が決まりました。

 大変な時だからこそ、今まで以上に来館された方からは「相田みつをさんの作品に触れて心を癒してもらえた」との感想が多かったようです。また同時開催している写真家六田知弘さんの「仏宇宙」が見れないのも残念です。令和2年4月4日(土)付日本経済新聞の文化蘭にも掲載されていますが、30年に渡り国内やアジアの仏像・仏画・石窟を撮影した作品から「仏」と「宇宙」の言葉を繋がりを感じる事が出来ます。

 相田みつをさんの書も、六田知弘さんの写真も、黒の色の奥深さや幅広さを見る事ができます。
赤は桜色やオレンジなど複数の色がパッと思い描かれます。一方黒は「黒」1色。しかし同じ黒でも濃淡や密度、同じ空間にある作品の色との対比などで様々な見え方になります。

 再オープンしたら、是非多くの方に来場して頂き、癒され黒の奥深さを見て欲しいです。