日本で一番大切にしたい会社
「日本で一番大切にしたい会社」の著者である、法政大学大学院教授の、
坂本光司氏の講演会に参加しました。
坂本教授いわく、民間や国が様々な形で企業を表彰しているが、
審査基準があまかったり、大手企業よりだったりで、本当に企業の大きさ問わず、内情を確認したうえで評価を下している制度は少ないようです。
だからこそ、坂本教授が中心となって進めている「日本で一番大切にしたい会社大賞」
は信用度が高く、本も評価されているのだと思います。
講演の内容はもちろん有意義だったのですが、坂本教授の言葉1つ1つに対する
厳しさと強さには驚きました。
企業経営は決して易しいものではありません。それを承知しているからこそ
厳しいハードルを設け、それをどう乗り越えて行くか、実践して行くか。
それには経営者の覚悟が必要ということです。
当たり前のことですが、この当たり前を継続していける経営者は多くありません。
自らを律し、周りから「大切にしたい会社」と思われ続けなければ、目標としている
300年企業にはなりません。