株式会社アルナ aluna

修行です!

皆さま、こんにちは!片野です。

だんだんと日が長くなってきて、夏の気配を感じ始めた
最近です。

今日は午後、額縁を入れる段ボールにシールを張る作業をしたのですが、
やり方を教えてもらう際に、「均等にお願いします」という指示を受け、
かなり燃えました。

恐らく、「均等に」「整える」とか、「そろえる」といった単語が好きなのかもしれません。

普段はそんなに几帳面でも、神経質なほうでもないのですが(むしろおおざっぱです)、
変なところでスイッチが入るととことんやってしまいます。我ながら不思議です。

ですが、いつでも何でもキッチリすればいいというわけでは無い、というのも
時に悩みではあります。

例えば、私は大学生の時少しだけ生け花を習っていたのですが、
花を生ける時もただ均等にバランスよく生ければよい、というわけでは無いそうです。

生け花の先生によると「バランスの崩れた、完璧でない美しさが日本の生け花の文化」
なのだそうです。
逆に西洋ではバランスの統一された生け花が好まれるとか…
奥深いですね。

花の長さ、生ける角度などわずかにずらしながら、バランスをとるというのが私にはとても難しく、
自分流で生けるといつの間にかきれいなバランスの生け花が出来上がっていました。
本当に少しの長さや角度の違いなのですが、見栄えは大きく変わるのです!


キッチリするところはキッチリし、うまい具合に崩すところは崩す、というような
柔軟性をもっと磨いていきたいです。

そして今後、額縁とかかわる中で活かしていきたいと思います。

読んでいただき、ありがとうございました!

片野